藤井大山研究室では,スーパーコンピュータ,数台のワークステーション等を計算・可視化等に利用することができます.計算環境にはとても恵まれた研究室です.
スーパーコンピュータ
現在、調布航空宇宙センターにあるJAXAスーパーコンピュータシステム(JSS2)を利用しています.
機種はNEC製共有メモリ計算機SX-9 と富士通製並列計算機FX1(理論ピーク演算処理性能135TFLOPS、主記憶容量100TB).
NECSX-9 は1つのノードは8つのCPUと1TByteの主記憶を持ち,8つのプロセッサ間で主記憶を共有する共有メモリ型の計算機です.システム全体は16ノードで構成され,総CPU数は8192,総主記憶容量は
1TByteです.1つのCPUの理論演算性能は100Gflopsで,システム全体の理論演算性能は1.6Tflopsの計算能力を持ち,大規模な計算に非常に強い能力を発揮します.
ワークステーション
藤井大山研究室では,現在主に計算や計算の後処理用としてLinuxマシンやワークステーションを多数所有しています(学生一人に一台!).いくつかのLinuxマシンにはWindowsのOSものっています.
パソコン
藤井大山研究室では研究室に配属された学生は各個人に1台づつ専用のパソコンが与えられます.このパソコンでデータの整理や文書作成を行なうことができます.このパソコンで計算や可視化をする人もいます.Windowsマシンが多数派ですが,LinuxマシンやMacintoshマシンを選ぶ人もいます.
藤井大山研究室では,宇宙研所有の大型遷・超音速風洞,惑星環境風洞,藤井大山研究室所有の小型超音速風洞をもちいた実験を行うことができます.
大型遷・超音速風洞
宇宙研所有の大型遷・超音速風洞です.
・遷音速風洞(稼動マッハ数 0.3〜1.3,開口部 60cm四方正方形断面)
・超音速風洞(稼動マッハ数 1.5〜4.0,開口部 60cm四方正方形断面)
惑星環境風洞
宇宙研所有の回流型風洞です.測定部は直径1.6mの円形です.風路が密閉可能のため空気のほか惑星大気の組成をもつガスを充し,その圧力を0.01気圧から1気圧までかえることができます.風速は100m/sまであげることができます.
小型超音速風洞
藤井大山研究室所有の吸い込み型の小型超音速風洞です.過去にこの風洞を使って平板衝突噴流に関する実験等を行なっていました.
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