公開ソフトウェア
③ タイルビューワ「STV」
(Simple Tile Viewer)
STVは,複数の画像をタイル状に並べて表示するシンプルな可視化ツールです.このツールは、静止画像や連番画像を格子上にドラッグ&ドロップするだけで表示、アニメーションができ、手軽に結果を確認するのに便利です.図1 STV (メインウィンドウ)
主な特徴
画像ファイルドラッグ&ドロップ
エクスプローラで対象画像ファイルのあるフォルダを開き、画像ファイルをメインウィンドウ(図1)上の配置したい格子上にドラッグ&ドロップすることにより、画像ファイルが読み込まれ、格子に配置されます。複数の画像ファイルをドラッグ&ドロップした場合は辞書ソートされ、最初の画像が表示状態となります。アニメーション機能によってスクロール表示します. .格子間移動
移動したい画像上でマウス左ボタンを押し、マウス左ボタンをおしたまま移動したい格子上へポインタを移動し、ボタンを離すことで画像がその格子に移動します。移動先の格子にすでに画像が登録されていれば、その画像は、移動対象元の格子に移動し入れ替えが行われます.拡大表示
対象画像をダブルクリックすることで、その画像を元のサイズで表示するためのウインドが開き画像が表示されます.アニメーション
複数画像を1つの格子にドラッグ&ドロップした場合、その画像は格子に割り振られた仮想ページ(図2)に振り分けられます。ページスクロールすることでアニメーション表示を行うことができます。ただし、ページはメインウィンドウ全体を支配しており、ある格子の画像だけをページスクロールすることはできません.スタック退避・復帰
格子状の画像をメインウィンドウから一時退避することができます.一時退避する領域をスタック(図2)と呼んでいます.スタックウィンドウからメインウィンドウにドラッグ&ドロップすることで復帰させることができます.セッションの保存、読み込み
現在のメインウィンドウのレイアウト状態をファイルに書き出すことができます.現在のレイアウト状態をセッション(図2)と呼んでいます.保存したレイアウトファイルを読み込むことで、以前のレイアウトを復元することができます.図2 セッション、仮想ページ、スタックの概念図