◆ 略歴 ◆
平成27年4月 東京理科大学 工学部 経営工学科 教授
平成27年4月 (宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙科学研究所 名誉教授・客員教授を兼務)
平成25年4月 (宇宙航空研究開発機構(JAXA) 大学・研究機関連携室 室長を兼務)
平成24年4月 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙科学研究所 宇宙飛翔工学研究系 教授
平成22年4月 (宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙科学研究所 副所長を兼務)
平成20年4月 (宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙科学研究本部 研究総主幹を兼務)
平成17年10月 (宇宙航空研究開発機構(JAXA) 情報・計算工学センター長を兼務)
平成15年10月 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙科学研究本部 宇宙輸送工学研究系 教授
平成9年12月 (東京大学 工学系研究科 航空宇宙工学専攻 併任教授)
平成9年7月 文部(科学)省宇宙科学研究所 宇宙輸送研究系 教授
◆学歴◆
昭和55年3月 東京大学大学院工学系研究科航空学専修博士課程修了
昭和52年3月 東京大学大学院工学系研究科航空学専修修士課程修了
昭和49年3月 東京大学工学部航空学科卒業
◆主な学術活動◆
・文部科学省研究振興局HPCI計画推進委員会次期フラッグシップシステムに係わる検討WG委員(2014.6-)
・学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点運営委員会委員(2014.4-)
・日本学術会議 会員(2014? ),連携会員(2006-2014)
・HPCIコンソーシアム理事長(2014.5- )
・日本工学アカデミー会員
・公益法人計算科学振興財団理事(2014.5-)
・機械学会監事(2014.4-)
・文部科学省 科学技術政策研究所科学技術動向センター専門調査員(2001-)
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当研究室はJAXA宇宙科学研究所の飛翔工学研究系の中で主に流体力学分野を担当しています.
研究テーマは低速から高速流体に関わるもの全般ですが,JAXA将来プロジェクトに直接的,間接的に関わる空気力学諸問題とそこで生まれた技術を利用した産業展開,加えて純粋に空気力学的な課題を扱っています. 最近の主たる研究: (1)惑星探査用航空機の機体空力設計 (2)流体制御小型アクチュエータ (3)衝撃波,渦流れと音響発生に関わる空気力学 数値シミュレーショと実験的研究を並行して行っています. 航空機のみならず,地上のさまざまな流体機器に関しては,形状による空力設計は限界に近いところまで来ています. 翼やファン形状の空力特性を飛躍的に向上する技術として,プラズマアクチュエータ,シンセティックジェットなど小さなエネルギーで剥離制御を行う研究を数年前から継続しています.単に剥離制御によって空力性能を高めるだけでなく,形状による空力設計を小型デバイス制御の動的利用による新しい空力設計への道を開くものと定義して,研究を進めています. 次世代スーパーコンピュータ「京」の戦略プログラムの課題でもあり,この数年間集中的にその研究を進めています. |