藤井研究室では2008年4月からプラズマアクチュエータによる動的流れ制御の実験的研究を行いたい学生を募集しています.

最近,放電により生成されるプラズマを利用した新しい流体制御技術(プラズマアクチュエータ)が大きな注目を集めています. 藤井研究室では将来の火星探査用航空機への適用を視野に,実験・計算の両面からプラズマアクチュエータによる翼周りの流れ制御メカニズムにせまっていきたいと考えています.


プラズマアクチュエータ


プラズマアクチュエータによる翼まわり流れ制御の例
左図:プラズマアクチュエータがオフのとき流れは大きく剥離している
右図:プラズマアクチュエータをオンにすると大きな迎角でも流れは付着する


我々のグループで検討を行っている火星航空機

今年度(2007年度)は2次元風洞(R2DTU)を製作し,煙を使った流れの可視化等の実験を行ってきました. 来年度(2008年度)は表面圧力計測,空間速度分布等も計測してより詳細な研究を行っていきたいと考えています.

藤井研で新しく製作された2次元風洞R2DTU

国公私立大学に所属する学部生あるいは大学院生ならば,JAXA宇宙研の特別共同利用研究員として藤井研究室で研究が行えます(註1). 当研究室への所属をぜひご検討ください.

プラズマアクチュエータによる流れ制御に関する研究の詳細については2007年10月に飛行機シンポジウムで発表された資料をご覧ください.
飛行機シンポジウム発表スライド
飛行機シンポジウム発表原稿

藤井研究室所属するための手続きについてはこちらをご覧ください.

この件に関するお問い合わせは下記まで


(註1)これまで藤井研究室では,横浜国立大学,青山学院大学,工学院大学,お茶の水女子大学,東邦大学,東京電機大学,東京理科大学などの学部生,大学院生を特別共同利用研究員として受け入れています.